埼玉の川口で生まれ育ち、美術の短大を卒業して、2級建築士、インテリアコーディネターとして働いてきました。
結婚して大阪に引越し、共働きの生活を送るのですが、すれ違いが多く、忙しいだけでした。忙しい分、お金で解決。せっかくのお給料も買い物や旅行で使ってしまうというような生活でした。

私は、何をやりたいのか
好きなことは何か
どんな生活をしたいのか?

そんな時、藤門弘の「カントリーライフのすすめ」という本に出会いました。
川から水を引けば水道代がいらない⁉️
自分で野菜を作れば、野菜を買わなくていい⁉️
少ないお金で生活出来る‼️
忙しく働かなくていい⁉️
(やってみたら、田舎暮らしもヒマというわけではない💦)

田舎暮らしに憧れて、長野で自給自足の有機農業を目指し8年、淡路島4年の中ではパン屋でバイトをしてみたり(主人は自然農・養蜂)しました。

すでに男の子2人の子(9歳と5歳)もいたのですが、1歳の長女は、冬になったら喘息のように咳が止まりませんでした。暖かい時は体調が良かったので、雪が降らず、ある程度大きな病院があるところで育てたいと思いました。

観光地化されていなく自然が残っていそうな奄美大島を10日ほど下見する中で、加計呂麻島(かけろまじま)が良いという人に何人か出会い、嘉入(かにゅう)に2007年移住することにしました。 
ここ嘉入は、前が海、後ろが山。
鳥と虫の声、風の強い日には波の音。
ほかに何も聞こえない、自然豊かで静かな集落です。
ここに住み続けたい、ここだから出来るものは何か?
鳥が食べるだけで、人に食べられることなく
腐って落ちていく美味しい果物がたくさん
ありました。
ここから生果を送ると東京には2~3日かかります。
もったいないので何か保存食に、と思いついたのがジャムでした。

農薬も肥料も使わずに元気に育っている果物です。
だから、そのまま無添加で、
お砂糖は精製度の低いミネラルいっぱいの
島のお砂糖、島ざらめを使いました。

なぜ、無添加なのか…長男がひどいアトピーで
食事療法で乗り切りました。
卵はもちろんダメ。お米にも反応して、
ひえやあわの回転食。
長男と同じものを食べているうちに、
私の花粉症や季節の変わり目にひいていた風邪も、気が付いたら無くなっていました。

食べ物は大事ですね。
なるべく安全な食べ物を選びたいと思うようになりました。
白いお砂糖は使わずに、島ざらめでジャムに。
島ざらめを使うことで、コクのあるまろやかな甘みの、果物の美味しさがギュッと詰まったジャムが出来ました。

美味しい…シマでは「まーさ」と言います。

マーサジャム…美味しいジャム
と、言ってもらえるように 丁寧に心を込めて作っています。

花田絵美子