いつものパンとヨーグルトで
南国気分!
旬のトロピカルフルーツを
奄美 加計呂麻島から
ジャムにしてお届けします。
農薬や肥料を使わないで
果物や野菜を育て蜂を飼い
無添加のジャムやピクルスを作っています。
前日までの予約でパンとスープのランチを承っています。
3番目に生まれた1歳の長女は、冬になったら喘息のように咳が止まりませんでした。暖かい時は体調が良かったので、雪が降らず、ある程度大きな病院があるところで育てたいと思いました。
観光地化されていなく自然が残っていそうな奄美大島を下見する中で、加計呂麻島(かけろまじま)が良いという人に何人か出会いました。小さな学校の校庭に、ターザンロープや縄梯子、ブランコがかかる大きなデイゴの木のある須子茂小学校に惹かれ、貸してくれる家が嘉入(かにゅう)にあったので2007年移住することにしました。
ここ嘉入は、前が海、後ろが山。
鳥と虫の声、風の強い日には波の音。
ほかに何も聞こえない、自然豊かで静かな集落です。
ここに住み続けたい、ここだから出来るものは何か?
鳥が食べるだけで、人に食べられることなく
腐って落ちていく美味しい果物がたくさん
ありました。
ここから生果を送ると東京には2~3日かかります。
もったいないので何か保存食に、と思いついたのがジャムでした。
農薬も肥料も使わずに元気に育っている果物です。
だから、そのまま無添加で、
お砂糖は精製度の低いミネラルいっぱいの
島のお砂糖、島ざらめを使いました。
なぜ、無添加なのか…長男がひどいアトピーで
食事療法で乗り切りました。
卵はもちろんダメ。お米にも反応して、
ひえやあわの回転食。
長男と同じものを食べているうちに、
私の花粉症や季節の変わり目にひいていた風邪も、気が付いたら無くなっていました。
食べ物は大事ですね。
なるべく安全な食べ物を選びたいと思うようになりました。
白いお砂糖は使わずに、島ざらめでジャムに。
島ざらめを使うことで、コクのあるまろやかな甘みの、果物の美味しさがギュッと詰まったジャムが出来ました。
美味しい…シマでは「まーさ」と言います。
マーサジャム…美味しいジャム
と、言ってもらえるように 丁寧に心を込めて作っています。
花田絵美子